ロキシー2が超満員/国葬の日/1日限定/revolution+1観賞

今日9月27日は故安倍晋三元総理大臣の国葬がありました。国葬の日に全国のミニシアターで山上徹也容疑者をモデルにしたREVOLUTION+1が公開されることになり長野市では長野ロキシーさんで午後9時半から特別上映されることになりました。

ヤフーニュースでREVOLUTION+1の記事がありコメント欄をみました。


Wの悲劇の監督が酷評したり僕が中学生の頃に深夜番組で放送されたウイークエンダーの再現番組と同じレベルという書き込みがあり行くのをやめようと思いました。


肉体労働をしている僕は最近めっきり体力が落ち9時半からの上映で眠らないか?心配になりました。


雨が降ってきて疲れが抜けずにだるくて行こうか?迷いましたが夕飯をアーケード街で食べてロキシーさんや権堂にお金を落とせるなら再現番組でも良いか?と行くことにしました。


時間を潰し8時半頃に駐車場に入り夕食を食べ9時頃にロキシーさんに行きました。僕がチケットを買っている時点で5人程並んでいました。

普段はロキシーさんで舞台挨拶やイベント等があると案内板を出したりして宣伝していますがこの日はそうしたことはなくポスターが出ていただけでした。


ロキシー2は70人程は入る劇場ですがそこが満員になりスタッフが詰めて欲しいと言っていました。


シネコンに行き慣れている人は70人程でも珍しくないと思いますがロキシーさんでは作品によっては観客が僕だけで貸し切りということは多々あり火曜日の雨の夜で9時半からの上映でホームページなどで大々的に宣伝していないのに満員になるのは凄いと思いました。


僕も若気の至りで統一教会ではありませんが某新興宗教に入信していたことがありました。


新興宗教で世の中が変わると思っていた自分の甘さ…

無い財産の大方を使ってしまった愚かさ…

社会性の無い信者たち…
黒歴史を思い出し統一教会により人生が狂わされた山上徹也容疑者を他人事と思えませんでした。


僕の父親も親ガチャで違法賭博に手を出し退職金と祖父から引き継いだ実家を売り払い僕も人生設計が狂い父親を恨んでいましたが山上徹也容疑者を思うとまだ少ない被害だったと思いました。


ネタバレの部分も入りますが…


宗教2世や革命家2世の女性たちと知り合う場面や自殺した兄が銃の撃ち方を伝授するのはオリジナルな脚本だし兄が安倍晋三元総理大臣を撃つ前に妹を呼び出した時に妹が兄を現実を受け入れろ…と批判しり事件を知った妹が政治家を変えなければ統一教会はなくならない…と発言したのにはメッセージ性がありウイークエンダーの再現番組とは違うと思いました。


僕は観に行って良かったし作品は途中の段階で完成が楽しみになりました。


この日集まった70人の観客の皆様は感じ方はそれぞれだったと思いますが何か気づきがあればそれで価値はあると思うし掲示板の意見を鵜呑みにせずに行って良かったと思いました。  


2022年09月27日 Posted by プラネマン7 at 23:53Comments(9)長野ロキシー/イベント長野ロキシー/邦画

カンヌ国際映画祭で特別賞受賞/PLAN75/8月18日迄上映中

長野ロキシーさんで6月17日から安楽死をテーマにしたPLAN75の上映が始まりました。

個人的には7月9日に観賞後に1週間後の7月17日に早川千絵監督と長野市出身のプロデューサー水野詠子さんが舞台挨拶をしたので観に行き2回観賞しました。


1回目は倍賞千恵子さんの演技に泣かされました。

劇中倍賞千恵子さんはホテルの清掃の仕事をクビになり再就職もうまく行かず新しくアパートを借りようとしても家賃を2年分前払いするように言われ諦めたりパソコンの使い方が分からず職員に聞いても冷たくされ80近いのに夜間に交通整理のガードマンをしてその辛さが伝わってきてスクリーンを直視出来なくなりました。最後にPLAN75でもらったお金で寿司を食べた場面ではスクリーンを直視出来ませんでした


もう1人全国各地の工事現場で住み込みで働きインフラ整備に貢献してきた高齢男性がアパートの1室で質素な生活をしているのをみて自分の近未来をみているようで老後の貯えを築けなかったことに後悔や不安を感じました。2回目の観賞で全体像を掴めましたが予備知識無くみた1回目は老後の厳しい現実に唖然としショックを受けました


僕の中ではかつて香川照之さんが主演した東京ソナタという映画でサラリーマンの辛さを感じ僕も何度かサラリーマンを辞めたいと思った時は東京ソナタを思い出し踏み止まりましたが55歳の現在は指針になる映画は東京ソナタからPLAN75に代わりました


個人的にはPLAN75が導入され人生75歳までと決めて1日1日を好きなことをして過ごし痴呆になったり医療や介護現場に迷惑をかける前に自らゴールを決めるのもありかな?と思いました。


カンヌ国際映画祭で特別賞を受賞したり長野ロキシーさんでは通常2週間で入れ替わる中で2ヶ月上映されたのは反響があってのことだと思います。


老後について考えさせられた強烈な作品でした  


2022年08月13日 Posted by プラネマン7 at 03:49Comments(0)長野ロキシー/邦画

ダブル不倫中の夫婦/猫の親権で揉める/猫は逃げた

5月26日木曜日は長野ロキシーさんで公開中の〔猫は逃げた〕を観に行きました。


山本奈衣瑠さん演じる漫画家の町田亜子と毎熊克哉さん演じる週刊誌記者の町田広重は夫婦仲が冷え切り離婚寸前ですが猫の親権で揉め別れられずにいます。

亜子は井之脇海さん演じる編集者の松山俊也と広重は手島実優さん演じる同僚の沢口真実子とそれぞれ不倫しています。


町田家の猫かんたは放し飼いをしており近所の猫と仲良くしています。そのかんたが突然に居なくなり騒動が起きるストーリーです。


猫のかんたの出番は少ないですが時々登場すると可愛さに魅せられています。


木曜日の夜に観賞して最初は疲れていましたが濡れ場も登場する女優達の熱演や先の読めないストーリーにスクリーンに釘付けになりハッピーな気持ちになり観に行って良かったと思いました。


猫好きの方はぜひかんたと恋猫の可愛さをみてください。  


2022年05月29日 Posted by プラネマン7 at 23:44Comments(0)長野ロキシー/邦画

裏社会を描いたジャパニーズ・ノワール/JOINT/2月20日観賞

長野ロキシーさんで2月18日から3月3日まで公開しているJOINTという邦画を観賞しました。


名簿売買、暴力団、特殊詐欺、ベンチャー投資、外国人犯罪組織など裏社会をドキュメンタリータッチで描いたジャパニーズノワールでした。

僕の母親もパソコンがウイルスに侵入されパニックになり指定された場所に電話するとお金を振り込むように言われコンビニのスタッフがおかしいと気がつき詐欺から逃れた1件があったので興味深くみました。


一般的には無名な役者さんが多かったですが皆適役で女性もあまり出てこないので裏社会の迫真が伝わり見応えがありました。

個人的にはベンチャー投資の場面が見応えがありました。資金の目処が立たなくて出来なかった事業は世の中にたくさんあったのだろうな…そんなことを思いました。


ベンチャービジネスの社長の資金繰りの苦しさや社員がやめていく切なさ…主人公がいなくなれば投資して良いと大企業に言われ悩むベンチャーの社長や真面目に生きたくても裏社会に戻ってしまう切なさなどいろいろな喜怒哀楽があり見応えがありました。


そして裏社会でも武闘派が段々と淘汰されて生き立場が違えども僕も社会や会社から淘汰されそうなので他人事とは思えず見入ってしまいました。主人公に幸あれ…と思った熱いエネルギーの溢れる映画でした  


2022年03月03日 Posted by プラネマン7 at 02:05Comments(0)長野ロキシー/邦画